噛み合わせが悪くなる

歯は何もないところに動いていく性質があるので失った歯の周りが動いてきて、だんだん傾いたり倒れこんできたりします。また、上下で噛みあう歯がないと、噛み合わせようとしてどちらかの歯が伸びてきてしまいます。

腫れや膿がたまる

歯並びに隙間があることで、食べかすが詰まったりするようになり、細菌が入り込んで口臭の原因になったり、歯茎が腫れたり膿がでたりするようになる。

骨がやせる

歯がないままにしておくと顎の骨が痩せていきます。顎の骨は噛む力という刺激が加わることで、幅や大きさなどが維持されています。
しかし、刺激がなくなると、どんどん顎の骨が吸収されていき、痩せていってしまいます。

顎関節症になる

上下左右の噛み合わせが悪くなることで、顎がずれてくることになり顎関節症を引き起こしやすくなります。

咀嚼機能が弱ってくる

噛み合わせが合わなくなったり、歯が移動したりしてしまうことで、食事の際に咀嚼が十分にできなくなってきます。咀嚼が不十分になると、胃や腸などの消化器官に負担がかかっていきます。
また、痛みがある場合は食事するたびに痛みを感じるようになり、食事の時間を楽しめなかったり、ストレスに思うようになったりして、次第に億劫になってきてしまい、栄養不足につながることもあります。

他の歯が弱くなる

歯が抜けることで周りの歯に負担がかかるようになり、健康な周りの歯の寿命も短くなる可能性があります。

発音しにくくなる

抜けた歯や歯並びが悪くなったりした隙間から空気が漏れて、発音しにくい単語が出てくるなどの発音障害が起こり、コミュニケーションに支障をきたすことがあります。

見た目が気になる

あるべき箇所に歯がないことで、会話や食事の際に違和感を覚えたり、笑った時などに美しくなかったりします。

口がくぼみ、年齢よりも老けてみえる

噛むことが出来なくなると、顎の骨がやせてきてしまいます。そうすると、口元がくぼみ、しわやたるみが増えてきます。また、頬の位置もさがってきて高齢にみられるようになります。

シワが増える

すべての歯がそろって噛み合わせがあっていると、左右均等に顔や顎の筋肉が鍛えられてシャープさを保つことができます。
しかし、歯を抜けたままにしておくと、バランスが崩れて歪んできてしまいます。
また、歪みによるシワが刻まれることもあります。